2017年1月27日金曜日

【ガルパン&ココス】ロシア艦アドミラル・トリブツ観る為に舞鶴行きました。【そして車は病院送りへ】

2017年1月21日舞鶴基地にてロシア艦が入港して甲板見学が出来ると言うので車で行って参りました。だって観たかったんだもん。(ちなみに前ロシア艦見たのは5年前。年月経つの早い・・・)
ロシア艦隊は表敬訪問&海上自衛隊の共同訓練のため舞鶴に寄港したそうです。
舞鶴へ向かう道中コンビニで朝日新聞の「この世界の片隅に」の広告が出ているので購入。
朝日新聞の「この世界の片隅に」の広告。
有名人の好評価コメントが載っている。
ちょうどココスとガルパンがコラボしているので、腹ごしらえ兼ねて(クリアファイル欲しくて)ココス小浜店に入ってコラボメニューを注文しました。
コラボメニューは3種類。どれか選んで注文すると

クリアファイルを貰える。
ちなみに1週間もすると別のクリアファイルになるので注意。
この日はビーフハンバーグメニューを注文。しばらくするとクリアファイルとサラダが来ました。
西住殿と秋山殿のクリアファイルとサラダ。
ちなみに端に映っている紅茶はルクリリ。
ちなみにこのクリアファイル欲しさに
水戸市のある店舗のが無くなるという事態も。
凄いねガルパン。
ビーフハンバーグと石窯パン。
この石窯パンも美味しいけど
このビーフハンバーグが美味しかった。
ハンバーグ師匠が叫ぶぐらい。
腹ごしらえが済んで11:40小浜出発。ずーっと27号線を西に進み高浜の中ごろに来た時に
事件は起きました。
ふっと車のメーターの水温計を見ると水温が上昇しているではありませんか。
急いで路肩に止めてボンネット開けたら、ラジエターとホース繋目から蒸気で泡吹いているわリザーブタンクはすっからかんになっているわ・・・
その場所ではどうすることが出来ないので、近場のコンビニに止めて考えたあげく6ℓ水買ってリザーブタンクに水入れてラジエターに満水になるまで水入れました。(※運転後にラジエターに水入れるのは蒸気噴出があるので大変危険です。安易に真似しないでください。
水入れてエンジン回して少し運転して異常があったらどうにか自宅に帰ろうと思っていましたが、異常が無かったので、そのまま舞鶴に向かいました。
コンビニで買った2lの水×3。
これが無かったら長距離走行は出来なかった。
ちなみに原因はラジエターの上部パンクで新品に交換しました。(涙目
どうにかこうにか13:00舞鶴赤レンガパーク駐車場に到着。
舞鶴赤レンガパーク駐車場の景色。
護衛艦ひゅうがの後ろにロシア艦アドミラル・トリブツが見えた。
近場には掃海艇「すがしま」と「のとじま」が停泊していた。
ちなみに手前の草場には 
ヒドリガモが草食べてた。
かなり可愛かった。


13:20舞鶴基地に入場。そこで見たものは

ロシア駆逐艦アドミラル・トリブツに乗り込むための見学客の長蛇列がありました。
めっちゃ長い列が出来ていた。
ちなみに後ろの艦はロシアの補給艦ボリス・ブートマ。全長は162mもある。
とりあえず列に並びました。なんでもタラップが一つしかない&一度に45人しか乗れないため結構時間がかかっているとのことでした。
並び中。
画像奥の黒いマストが乗る予定のアドミラル・トリブツ。
並んでいる後ろには護衛艦あさぎり(左)、まつゆき(中)、せんだい(右)が並んでいた。
あとでいろんな部分の紹介をするがそれは後ほど 
対岸には修理点検中の護衛艦ふゆづき(左)、あたご(右)がいた。
護衛艦あたご。
なんかレーダーを見てるっぽい。 
護衛艦ふゆづき。
足場など見当たらないので何をしているのかは不明。
対岸の右端を見ると護衛艦みょうこうも見れた。
どうもドッグ入りしている模様。
ちなみに真ん中の赤い物は航空自衛隊の持ち物らしい。
列がボリス・ブートマの間近まで来たので観察しました。
ボリス・ブートマはロシア太平洋艦隊所属のボリス・チリキン級補給艦で、就役したのが1978年(!)だそうです。
ボリス・ブートマ。
下にいる人と比べるとその大きさがよく分かると思う。
パッと見るとタンカーにしか見えない。

船尾。
やっぱり普通の船にしか見えない。
船体を近くで見ると・・・・・

船体すごくベコベコ。
ペンキも錆びたところだけしか塗っていないためか塗りムラが結構あった。

船体内の配管とか手すり。
あまりにも錆びだらけで、修理とか必要だろと思うぐらい。

マスト。これにワイヤー伸ばして他艦に補給をする。

船首部分。へこみすぎだろと思うぐらいへこんでる。
あまりにもボロボロでそのまま使っても大丈夫かと思うくらい心配してしまう。
隣国とはいえ大規模修理か新型艦建造ぐらいしてもいいんじゃないかと思うぐらい。

あられにも降られて列を進むと14:20ごろようやくアドミラル・トリブツに乗り込めることが出来ました。

アドミラル・トリブツの艦尾。
後ろの大きな扉は何使うのかは不明。

ロシア海軍の軍艦旗。
帝政ロシア時代の旗を踏襲している。
乗り込む前に荷物検査をして45人数えてから乗り込む。
それにしてもかなり大きい。

右舷中央部から。
通訳の方が見学時間10分間と言っていた。
さっきからアドミラル・トリブツと言っていますが、どういう艦かと言うと、
旧ソ連が大型対潜艦として作られたウダロイ級駆逐艦の6番艦で1985年に就役したそうです。
つまり就役してから30年以上経っている艦なのです。
アドミラル・トリブツ。
人と比べると大きさがよく分かると思います。
ウダロイ級はガスタービン艦なので使い勝手は良いそうです。
どんな装備を積んでいるかというと
533mm 4連装魚雷発射管×2基
533mm 4連装魚雷発射管。反対側の舷にもう一基ある。
ちなみに写ってはいないが前に回転ハンドルがあり、手動で回して回転させるように出来ている。
それにしてもこの大きさ明らかに水上艦でも狙うためにあるのかと思ってしまう。
RPK-5 (SS-N-14)SUM 4連装発射筒×2基
艦橋下斜めになっている四角のランチャーがRPK-5 SUM 4連装発射筒。
対潜ミサイルで西側で言うとアスロックに該当するものだが
アスロックより長射程で、85Rというタイプは55kmも行くらしい。(ちなみにアスロックは11km)
RPK-5 SUM 4連装発射筒の後部。
人と比べるとかなり大きいのが分かる。
ところでこれ再装填するときどうするんだろ?基地でするのかな?
AK-100 100mm単装砲×2基
AK-100 100mm単装砲。
自衛隊ではもう見れない背負い式でこれがめっちゃカッコいい!
2番砲。ちなみに無人砲塔であるが、遠隔操作で動かなくなった時に砲側で動くようになっている。
最大発射速度は60 発/分つまり1秒間に1発の速度で弾を撃ち出す。
砲身にさがっている物は水で砲身を冷却するためのホース。
ちなみに2番砲の後ろには礼砲が搭載されている。
ちなみにこの礼砲はアドミラル・パンテレーエフの物。
3K95 キンジャール (SA-N-9)短SAM 8連装VLS×8基
3K95 キンジャール短SAM 8連装VLS。
丸いハッチみたいなのが発射機。艦首には4基だが、もう4基はヘリ格納庫後ろにある。
艦首にこんなハッチみたいなのが短SAM発射機って普通は気付かないと思う。
3K95 キンジャール短SAM 8連装VLSの拡大。
リボルバーみたなミサイルセルが回転して発射位置に来ると発射する仕組み。
ウダイロイ級に搭載する際に結構難航し、実際に搭載するのは4番艦からとなったそうな。
艦橋上にある3R95 FCS。
真ん中の変な形のパラボラアンテナがそれで、3K95 キンジャール短SAMをこのアンテナで誘導する。
ちなみに3K95 キンジャール短SAMは射程12km、射高6kmもある。
RBU-6000対潜ロケット12連装発射機×2基
RBU-6000対潜ロケット12連装発射機。
射程6kmで、一度に発射する数は1、2、4、8、12発と選択できる。
RBU-6000対潜ロケット12連装発射機を横から。
下に弾倉があって、下から弾が自動装填できる。
結構ロシアってこの発射機といい、戦車といい自動装填好きな気がする。
AK-630 30mmCIWS×4基
AK-630 30mmCIWS。
口径30㎜の6銃身ガトリングで、採用は1960年代とファランクスより古い。
ちなみにファランクスの配備は1980年なので、その当時先見性のある装備といってもいい。
AK-630 30mmCIWSを横から。
航空機やミサイルなどの航空脅威を排除する目的のほか、
艦艇などの水上目標や沿岸目標、さらに浮遊機雷の処分も可能になっている。
というかこんなのに撃たれたら「ミンチよりひでえや」状態になるのは確実だ。
以上の艦載兵器を積んでいます。艦尾にはKa-27対潜ヘリコプター×2機を積んでいるが、今回は艦尾を見せていただけなかった。人多かったしなあ。

Ka-27対潜ヘリコプター。
写真のはアドミラル・パンテレーエフの艦載機。
ちなみにヘリ格納方法は意外な方法だった。
他にも装備品があり、今回最大の収穫は(?)5年前パンテレーエフで見てそれ以来分からなかった装備だったが、今回判明した装備がこれ
PK-2船上デコイ投射システムのZIF-121ロケットランチャー。
艦首にあってこの赤い星が目立つ。

パッと見迫撃砲にしか見えないが、ロケットランチャーです。
説明もないし、目立つし何なのか謎装備だった。

このように艦首に2基付いている。

ZIF-121ロケットランチャーの砲尾。
実はこれ下から自動装填できる。
実はこれPK-2船上デコイ投射システムのZIF-121ロケットランチャーというものでツイッターに
その正体が書いてあった。5年間のモヤモヤが解けてかなり嬉しかった。
ちなみに発射の様子はこんな感じ

あとはいろいろ見学してから艦を降りました。
複合艇かな?
カバーがかかってた。

甲板にはこのようにレールが敷かれていた。
艦後半のは魚雷用と分かったが、
艦前半にあるレールは何を運ぶのかは分からなかった。

多分、内火艇。
船尾の後ろにあるクレーンで上げ下げすると思われる。
艦首から ひゅうが が見れた。

でも ひゅうが には近づけなかった。

ホストシップだからしかたないね。
さて、今回というか5年前から気付いていたんですが、自衛艦と違うなーと思ったことがありました。
まずアドミラル・トリブツ
ランプ周り。
なんか表面がデコボコしている。

バルブのハンドル。
見づらいがなんかハンドルがペンキでゴテゴテしている。

配管。
ペンキが剥がれたその上に塗った様子が見て取れる。

艦首部分。
何かに当たったのかベコベコしている。
続いては同じ時代に就役した自衛艦のあさぎり(1988年就役)とまつゆき(1986年就役)

あさぎりの艦首。
見たところへこみ全くなし。 
あさぎりの艦首その2。
こう見るだけでもすごくきれい。



あさぎりの機関煙突部。

せんだいとまつゆきの艦尾。
こう見るだけでもデコボコしているのが見当たらない。
ちなみにせんだいは1991年就役。
極寒などの環境もあると思いますが、同じ世代の船なのにロシア艦はペンキ厚く塗る&剥がれてもその上から塗る。自衛艦は塗る場所を綺麗にしてから綺麗に塗る。そのペンキの塗り方で2か国の国民性の違いが見て取れるのが興味深かったです。

あとは舞鶴基地の曳船見たり
舞鶴基地の曳船。
曳船とはタグボートのこと。
15:20舞鶴基地出てから青葉山を撮ったりしながら帰りました。
福井と京都の県境にそびえる青葉山(標高693m)。
この世界の片隅に に登場する重巡洋艦青葉はこの山から名づけられた。

昨日からの強風で波が高かった。
帰ってから愛車は車屋さんへ病院送りになりました。
久しぶりにロシア艦観れたりまたその隣にある自衛艦と比べて見たりと、とっても楽しかったです。
ただ、高速代ケチって国道行ったり、舞鶴手前にコンビニあったり、蒸気で怪我していない等々普通家に帰ってもおかしくないのにロシア艦観れたり出来たのは良かったことですが、

長距離運転する前には必ず点検する事。

上記のことが大事だったなあと改めて思いました。
皆さんも車で移動する際には事前点検を怠らずに行ってくださいね。

以上で2017年1月21日のロシア艦見学の様子を終わります!見ていただいた皆さんありがとうございます!く(`・ω・´)
※愛車は1月26日(木)に戻ってまいりました。

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